この絵本の内容紹介
クロチルドは朝からご機嫌ななめ。何にでもやつあたりして、まるで意地悪な魔女になったみたい。「自分の部屋で反省しなさい。」パパとママにしかられて、クロチルドは布団の中にもぐりこみました。―そこは、真っ暗な穴の奥底。恐ろしいドラゴンがすんでいます。クロチルドは、ドラゴンといっしょに空を飛んだり、怒りの踊りを踊ったり…。空想の世界で遊ぶうちに笑顔を取り戻し、現実へと帰っていくクロチルド。そこには、やさしいパパとママが―。自我に目覚め始めた子どもたちの心に、そっと手を差し伸べるベルギーの秀作絵本。