この絵本の内容紹介あらすじ

初めての学校生活で成長する子どもの姿を描いたフィンランドの幼年童話

わんぱくで遊び好きのうさぎのヤニスと、おとなしくて思慮深いあらいぐまのヴァンキが学校へ行くことに。ヴァンキにとって、学校は大事な勉強をするところ。でも、ヤニスにとっては、決まりごとが多くて退屈なことばかり。そんな二人が、個性豊かなクラスメートたちと出会い、やさしい先生に導かれ、他人を思いやったり、自分の長所に気づいたりしながら、成長していくお話です。学校は、勉強するばかりでなく、社会性を身につける場所。一人ひとりが物事を自由に考え、仲間とともに自主性をもってのびのびと育ってほしいという作者の思いが伝わってくる作品です。