この絵本の内容紹介
メニューに描かれた料理たちが本当の料理を味見した!?
ここは、世界一おいしいと評判のレストラン。夜中のこと、メニューの中のカレーライスやハンバーグたちが言い争っています。「ぼくの人気はすごかったなあ」「私こそ人気者よ」「ぼくが一番」。そのうちに、みんなでとっくみあいのけんかが始まりました。すると、スプーンとフォークがやってきて言いました。「君たちは、そもそも自分の味を知っているのかい?」メニューたちは、だれも料理を食べたことがありません。そこで、厨房へ行って実際に味わってみることにしました。すると、どれもこれもおいしいこと。「みんな世界一なんだ!」と納得したのです。ところが次の日、レストランにやってきた子どもの言葉に、メニューたちは衝撃を受けることになるのですが…。