この絵本の内容紹介あらすじ

「けん」と「ひろし」と「くみ」の三人が集まると「わんぱくだん」です。三人が集まるといつも何かが始まります。

今日は珍しく雪が降り積もったので「わんぱくだん」の三人は、公園で雪だるま作りに挑戦です。そして、雪だるまが出来上がると最後に葉っぱで耳を作って「うさぎだるま」の完成です。

雪だるま作りの次は、かまくら作りに初挑戦します。「わんぱくだん」の三人は、汗だくになりながら雪山を作ります。それから、出来上がった雪山に水をかけて固めると、最後はその雪山に穴を掘り始めます。

ようやくかまくらが完成すると「わんぱくだん」の三人は、とっても満足そうな表情です。夜になったら、ご馳走を持ってかまくらごっこをしようと計画するのでした。

そして、夜になると三人は、荷物を持ち寄って計画通りかまくらにやってきました。それから、かまくらに入るとロウソクに火を灯します。すると、ロウソクに照らされて氷の天井が明るく輝くのでした。

「わんぱくだん」の三人は、持ち寄った甘酒やミカン、お菓子を食べてかまくらを楽しんでいましたが、「こん・ばん・は。」と外から誰かがやってきました。その声の正体は……なんと「うさぎだるま」だったのです。

そして、今夜は雪まつりの日だと「うさぎだるま」が言うので外に出てみると・・・、公園だったはずの景色は一変、雪でできた遊園地さながらの光景が三人の目に飛び込んできたのでした。

「うさぎだるま」に連れられてきた雪まつりでは、一体どんな楽しみが待っているのでしょうか。

不思議な雪の世界が魅了する、ワクワクドキドキの雪まつりのお話です。