この絵本の内容紹介あらすじ

違いを認め合うことの 大切さをユーモラスに 伝える絵本

宇宙のかなたの小さな星、凸凹星には、凸凸人と凹凹人が住んでいました。両者はよく似ていましたが、手の形だけが違っていました。そのために、暮らし方が何から何まで異なるので、お互いに悪口を言い合い、別々の国に暮らしていたのです。ところがある日、事件が起こりました。二つの国の間にある高い塔から、凸凸人の坊やが足を滑らせたのです。そこに手を伸ばしたのは凹凹人。すると、手と手がぱちりとはまりました。けれど、こんどは坊やを助けた凹凹人が足を滑らせて…。ユーモラスなお話の中に、補い合うことや他者を認めることの大切さが伝わってきます。

絵本「凸凹ぼしものがたり」の一コマ