この絵本の内容紹介
むかし、おやゆび程の背たけの男の子がお百姓の家に生まれました。お百姓の夫婦はその男の子に「おやゆびこぞう」と名づけ、大切に育てました。男の子はたいへんかしこく成長しました。ある日、おやゆびこぞうを見せ物にして金儲けを企む男たちがお父さんにおやゆびこぞうを売ってくれないかともちかけました。お父さんはもちろん断りましたが、おやゆびこぞうは「必ず帰ってくるから」とお父さんに耳打ちし、男たちに自ら売られていきました。男たちからうまく逃げ出したおやゆびこぞうは、その後 どろぼうに出会ってその悪事を台無しにしたり、干草と一緒に牛に飲み込まれたり、おおかみの腹に入ったり・・・様々な困難に出会いますが・・・。