この絵本の内容紹介
むかし、美しいけれど、ひどく気位の高いお姫様がいました。お姫様の父王は、お姫様の結婚相手を選ぶため、身分のよい若者たちをパーティーに招待しましたが、姫はその全てにばかにしたあだ名をつけ、王子達を笑いました。中でも、少しあごのしゃくれた王子には「つぐみひげ」というあだ名をつけ、ひどくからかいました。姫の高慢さをみかねた父王は、ある日城に来たこじきと姫を結婚させ城から出し、それから姫はこじきと生活をともにすることになりました。お姫様は生活のため、必死に仕事をこなそうとしますが うまくいかず、苦しいこと、惨めなことばかり。かつての自分の高慢さを後悔し、懺悔しました。その後、あるお城の女中として働いていたお姫様は、夫であるこじきが実は かつて自分がからかったつぐみひげ王さまだったということを知り・・・。