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絵本
ある日、クララのお気に入りのくまが、鏡に映る自分を悲しげに見つめていました。薄汚れた色、ほころび…。「おんぼろになったら、誰だって僕なんかいらなくなる」 愛されたい、必要とされたい、切ない想いがあふれる物語。
1964年東京都生まれ。小説家、詩人、翻訳家。直木賞、川端康成文学賞、山本周五郎賞、坪田讓治文学賞など受賞多数。小説のほかに、児童文学『こうばしい日々』、長編童話『雪だるまの雪子ちゃん』、絵本『おさんぽ』『ちょうちょ』、詩集『いちねんせいになったあなたへ』など子どものための作品も多く、『おおきなあかいなや』『しろいゆき あかるいゆき』『マドレーヌのクリスマス』『マールとおばあちゃん』『オズの魔法使い』『青い鳥』など、絵本や童話の翻訳も数...