この絵本の内容紹介あらすじ

知恵を出しあい みんなで なかよく くらそう!

川の水とひきかえにいけにえを差し出すようワニからいわれた動物たち。
どうするかを話し合いますが…? ティンガティンガ絵本、第2弾!

民話の宝庫、アフリカ。タンザニアで生まれ育った作者キラカは、村の人たちからさまざまなお話を聞いて書きとめ、それをもとに絵本をつくっています。

今作には、前作『ごちそうの木』と同じように、日照りがつづいて困っている動物たちが登場します。
今回のモチーフとなる「水」は、天候と結びついた暮らしをしているアフリカの人々にとっても大切なものです。

タンザニアの民族画「ティンガティンガ」を学び、独自の画風を確立したキラカの絵本は、日本のほかにもスイス、ドイツ、スウェーデン、アメリカなど多くの国で翻訳出版されています。
*使用漢字:小学3年相当まで *すべての漢字にふりがな

◆「ティンガティンガ・アート」とは
1960年代、タンザニアのエドワード・サイディ・ティンガティンガによりはじめられた、ポップアートの手法です。

絵本「なかよしの水 タンザニアのおはなし」の一コマ
絵本「なかよしの水 タンザニアのおはなし」の一コマ2