この絵本の内容紹介あらすじ

親愛なるマララ。
あなたに会ったことはないけど、なんだか親しみを感じるわ――。

マララ・ユスフザイは、みんなに勇気を与えてくれる女の子です。
パキスタンに暮らしていたマララは、学校にかよいたいとのぞんだために、武装集団タリバンに銃撃されました。
そのときからマララは世界中の人々に注目されるようになりました。
マララの勇気は、世界中の女の子たちの権利を守る声になったのです。

本書は、美しい写真とともにつづられたマララへのメッセージです。
世界中の女の子たちがマララに共感し、姉妹のような愛情をいだき、称賛の声をおくっています。
女の子が学校へ通えるようになるには、貧困や差別、暴力など、乗り越えなければならない障害があるということを、多くの女の子たちが身をもって知っています。
そんな女の子たちはこう思っています。
「マララはわたしたちのリーダー、わたしたちの味方、わたしたちの仲間なの」と。

2014年10月、史上最年少でノーベル平和賞を受賞。
マララに勇気をもらった世界中の女の子たちからのメッセージをつづる写真絵本。
巻末ではマララが国連でスピーチした内容を子ども向けにわかりやすく紹介。