文:エドワード・リア
1812年、ロンドン郊外のホルウェイ生まれ。イギリスの画家、ナンセンス詩人。リメリック詩(5行脚韻詩)に滑稽な挿絵をつけた作品を発表し、ルイス・キャロルなどに影響を与えた。1888年1月29日、サンレモで死去。
作品一覧を見る絵:ロバート・イングペン
1936年、オーストラリア生まれの世界的に有名な画家、作家。ロイヤル・メルボルン・インスティテュート・オブ・テクノロジーで挿し絵と装丁の技術を学ぶ。1986年には児童文学への貢献が認められて国際アンデルセン賞を受賞。本書のほかに、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『聖ニコラスがやってくる!』(以上、西村書店)、『宝島』、『ピーターパンとウェンディ』など、多数の作品に挿し絵を提供している。
作品一覧を見る訳:柳瀬 尚紀(やなせ なおき)
(1943-2016)北海道根室市生れ。早稲田大学大学院博士課程修了。1991(平成3)年大学教師を辞職し、辞書駆使して翻訳執筆活動に専念。翻訳不可能と言われたジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を1993年に完訳。著書に本書の他、『辞書はジョイスフル』『ジェイムズ・ジョイスの謎を解く』『翻訳はいかにすべきか』等、訳書に『幻獣辞典』、『チョコレート工場の秘密』他のダール作品、『不思議の国のアリス』他のキャロル作品等多数。半猫人を名乗る猫...
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