この絵本の内容紹介あらすじ

お城に住んでいる「12月くん」の仕事は、毎年同じ、ひと月だけ。
風をおこしたり、雪をふらせたり、日が短いので灯をともしたり・・・。
そんな暮らしに満足していました。

ところが、あるあらしの夜、もの知りの大風がやってきて、ほかの季節の話をしてくれました。
野に咲く花々や、緑の木々、すてきな果物の実りーー。

自分だけ何も知らないような気がして急にさびしくなった12月くんは、「3月」「6月」「10月」をたずねる旅へ出かけます。