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絵本
あやつり人形のピッパとペッポは、もうずいぶん長いこと、カタリーナの子供部屋でくらしていました。ある日、ピッパがいいました。「ペッポ、もうこんな暮らし、うんざりだわ。ここを出ていかない?」
1961年、モスクワ生まれ。79年から84年までモスクワ印刷大学に学び、85年から世界各地の絵本展に参加。89年、『Gde Nocuet Drema』でブラティスラヴァ国際絵本原画展で金牌、91年に『不思議の国のアリス』の挿絵でフランスのオクトゴン賞を受賞。
1958年生まれ。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、和光大学表現文化学科教授。児童書を中心に、現代ドイツ文学の研究、紹介を行っている。主な訳書に、『砂漠の宝』(ジクリト・ホイク作/福武書店)、『小さなペルツ』(イリーナ・コルシュノフ作/ラインハルト・ミヒル絵/講談社)、『蠅の乳しぼり』(ラフィク・シャミ作/西村書店)、『ベルリン1933』(クラウス・コルドン作/理論社)などがある。