原作:グリム兄弟(ぐりむきょうだい)
●ヤーコプ・グリム(1785-1863) ●ヴィルヘイム・グリム(1786-1859) ドイツの文献学者、言語学者。ハーナウの弁護士の家に生る。学究肌の兄ヤーコプと詩人肌の弟ヴィルヘルムは、常に行を共にし、ドイツ民族の魂の発露たるものの収集、刊行、研究に情熱を注ぎ、ゲルマン文献学に大きな功績を遺した。その成果は『子供と家庭のための童話』『ドイツ伝説集』、代々の学者に引きつがれて1961年に完成した『ドイツ語辞典』等。兄には大作『ドイツ語...
続きを読む・作品一覧を見る訳:酒寄 進一(さかより しんいち)
1958年生まれ。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、和光大学表現文化学科教授。児童書を中心に、現代ドイツ文学の研究、紹介を行っている。主な訳書に、『砂漠の宝』(ジクリト・ホイク作/福武書店)、『小さなペルツ』(イリーナ・コルシュノフ作/ラインハルト・ミヒル絵/講談社)、『蠅の乳しぼり』(ラフィク・シャミ作/西村書店)、『ベルリン1933』(クラウス・コルドン作/理論社)などがある。
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