この絵本の内容紹介あらすじ

ハンバートは荷車を引く馬です。くず鉄集めのファーキンさんと一緒にロンドンの町をまわります。街の子ども達ともうまくやっています。

時々、立ち寄るレストランでの、ビール工場の馬たちは、ひどい自慢やでした。特に自慢するのは、ロンドン市長の就任パレードで金色の馬車を引くことでした。それに、ハンバートは、うらやましく、世の中って不公平だと思いました。ところが、そのパレードの途中、金色の馬車の車輪が壊れてしまい、市長さんは立ち往生。その時、ハンバートは、ファーキンさんが止めるのも構わず市長さんの元へ。市長さんは言います、「よくきてくれた、市役所までつれていってくれないか」。そのあとの市長就任のパーティーにも招待され、市長の隣に、ハンバートとファーキンさんは座ります。今でも、ハンバートとファーキンさんは、その時のことを思いだしています。

また、ハンバートにいつも連れそっている寡黙なファーキンさんからは言葉ではない、温かいものを感じるのではないでしょうか。