この絵本の内容紹介
どっちから読んでも同じことば!
どこか力の抜けた回文と、味わい深い絵が合体して楽しい絵本になりました!
一見なんでもない回文に絵がつくと、不思議な味わいが生まれます。これこそが絵本、絵の力ですね。小学校の国語の授業でも回文づくりが行われています。
本村亜美さんからのメッセージ
回文だけでは「へ〜、なるほど」っと思うだけですが、絵がつくことでこんなにも笑えるものになるなんて!驚きの一冊です。ぜひ指でたどって、反対からも読んでほしいと思います。いつもだれかに教えたくなる自然で簡単な回文を考えてます。「ななばんバナナ」をスーパーで思いついた時には笑いをこらえるのが必死でした。きっとまだまだあると思うので回文活動を続けたいです。
高畠純さんからのメッセージ
一見なんのへんてつもない文、「あなだなあ」、「いろしろい」、「むすこ どこすむ」など、普通の会話。これが回文なんて、あまりにも自然で、亜美さんのそれぞれの文を見たとたん、絵を付けたい、絵本にしたいと即座に思いました。絵本としてググッとおもしろくなるぞ、と直感。この絵本を見る人も「アハハ、そうだよねえ」の感じを受け取ってもらうと嬉しい。亜美さんの回文はあくまでも自然、日常。すっきりした言葉のセンスが、あ~、いいなあ。楽しんで絵を描きましたよ。ぜひ、おもしろがってください。きっと読後は、回文を作ってみたい心境に。