この絵本の内容紹介
黒板に緑のチョークで線を一本描きました。それが野原になって 花が咲いて、うさぎさんとくまさん登場です。さぁ次はどうなるかな?絵が仕上がっていく過程がとても楽しい絵本です!
「たのしい いちにちの絵」が、だんだん出来上がっていく過程をたっぷりお楽しみください。まず、そらにしろいくもとおひさまを描きました。つぎはみどりの線をいっぽん、ずーっとのばして野原になりました。お花をたくさん描いたら、うさぎさんが登場です。そうだ、なかよしのくまさんも。さぁ、このあたりからじぶんもチョークをいっしょに 動かしているような、そんな気分になってきませんか。それは本の中の手がじぶんの手のように思えるから、という こともあるでしょう。が、なによりもそれはきっと、 この絵本が絵を描くたのしさでいっぱいだから。絵を描くのがだいすきなお子さんはもちろん ちょっと苦手なお子さんにもきっと喜ばれる一冊です。
「こくばんえほん」って?
そして黒板消し。
そんな一冊まるごと黒板という絵本が誕生しました。
描いたり、消したりの自由な発想は、今までにない新鮮さ。
黒板だいすきなお子さんは、自分で描いているつもりになり、そして、おとなは「そうそう、こうして黒板にいろいろ描いたなぁ」と思い出すかな?
シンプルな線が生きているこの一冊。
初めての楽しさをお届けします。
作者は、「ぼくのおとうさんははげだぞ」(架空社)「もしもぼくにおにいちゃんがいたら」(講談社)などでただ今人気のそうまこうへいさん。ユーモラスな作風とスッキリしたデザインはすっかりおなじみです。
そして絵を担当しているのは娘のたぶちあいさん。
親子合作ならではのあたたかい絵本となりました。
ご期待ください!