この絵本の内容紹介あらすじ

慣用句を芝居の一場面を切り取ったかのような面白さで描いた絵本!

鼬(いたち)の最後っ屁
馬が合う
狐につままれる
烏の行水
蚊の鳴くような声
おなじ穴の貉(むじな)
などなど…、
よく使われている慣用句を、飯野和好が芝居の一場面を切り取ったかのような面白さで、ユーモラスに描いた絵本です。
なるほどね~!と、膝をたたいてアッハッハ。

面白いねえ、面白いねえ、もう一回読みたいねえ。もう一回読みたいねえ。
“鸚鵡(おうむ)返し”で意見一致のユーモア絵本の誕生です。

絵本「へのかっぱ」の一コマ
絵本「へのかっぱ」の一コマ2

飯野和好さんからのメッセージ

本当に絵本というものは面白いですね。
いつも面白いもの、不思議なもの、ちょっと恐いもの、土着のエネルギーに満ちたもの、人が巻き起こす滑稽なもの、自然の生きものの精霊と人との交わり、はるか昔から語り伝わる物語等に惹かれて描いているのですが、今回は慣用句。またまた確かに面白い!
「へのかっぱ」を始め、日頃ちょっとした例えで使っている文句ですが、絵本に向けて描いてみようと思って想像をふくらませると、思わぬ場面が次々と登場して来ました。嬉しかったですね!遊べますね!
そしてまた、これは声に出してますます面白みの出る絵本です。
是非、場面の雰囲気をぐっとつかんで音読を楽しんで下さると幸せです。
慣用句、まだまだいっぱいあります。
皆さんも是非ご自分の慣用句絵本を作ってみて下さい。