この絵本の内容紹介あらすじ

ことばあそびの達人 五味太郎による四字熟語えほん。

四字熟語が大好きな博士。
人をあつめ、宇宙船をつくり、さあ出発。
はたして、どんな探険になるのやら。
準備段階の苦労やら、おもいもよらない結末(?)が、五味太郎流四字熟語ですすんでいきます。
人員募集、出発日和、一蓮托生、不測事態、意欲再燃、刻々緊張、味覚良好、妖気充満、前途多難などなど、113個のおもしろ四字熟語が続々と!

何度も読みたくなってしまう面白さ。
楽しんでいるうちに、知らずに漢字も覚えてしまう。
(ただし、四字熟語は五味太郎流です。ご注意ください!)
ユーモアたっぷり、笑顔満載、満足至極…。

五味太郎さんからのメッセージ

「榊原亮介」と言う友達がいて、ひらがなで書けば「さかきばらりょうすけ」となり10文字なんだが、ぼくは「五味太郎」で「ごみたろう」だからたった5文字だ。漢字だと同じ4文字なのに、ひらがなだと半分だ。なんだか悔しい。なんて思っていたら「乾一」で「いぬいはじめ」という、2文字で6文字にもなるやつが出てきたので、悔しいとか残念とか言っている場合ではないんだなあと思ったのでした。ガキの頃の話さ。
とくに今回新刊の「熟語博士の宇宙探険」とは直接関係ない話だけど、とりあえず漢字ってなんか面白いねって気が付き始めたころのことなんでしょう。ま、近からずとも遠からずの漢字関係の思い出話でした。

絵本「熟語博士の宇宙探険」の一コマ
絵本「熟語博士の宇宙探険」の一コマ2