この絵本の内容紹介
あるところに一本橋がありました。この一本橋をいろんな動物たちが個性的な方法で渡っていくというお話です。
まず最初に一本橋を渡るのは白いウサギ。どうやって渡るのかというと、ぴょんぴょん跳ねて渡ります。
次はニワトリとヒヨコ達。一列に並んで一本橋を渡ります。
次に一本橋を渡るのはヘビですが、どうやって渡るのかというと、ぐるぐると巻きつきながら渡ります。
大きなライオンはハラハラしながら一本橋を渡り、魚はぴちゃっぴちゃ跳ねながら無理して渡り、鳥は飛べるのにわざわざ渡ります。
序盤は動物達の個性が溢れる方法で一本橋を渡っていく様子が描かれますが、中盤からは「ハラハラ」や「わざわざ」といったユーモアを織り交ぜながら生き物達が一本橋を渡る様子が描かれます。
他にもキリンやアリの大群も一本橋を渡ります。どのような方法で渡るのかは絵本を読んでからのお楽しみ。
最後は一本橋から落ちちゃうオチもありますが、誰が落ちてしまうのでしょうか?そして、落ちてしまったらどうなるのでしょうか?
一本橋を渡るというシンプルな題材と簡潔なテキストが読み聞かせに程よいリズムを与えてくれます。次の展開はどうなるのかな?みんなが渡った一本橋の先には何があるのかな?と想像しながら読み進めると楽しさが何倍にもなる絵本です。