この絵本の内容紹介あらすじ

リズミカルでユーモラス。
ちょっとミステリアス。

ふくろうの おふくろ うたいます
くふくふ わらって うたいます
おんどり じょうずに おんどとり
しりとり ちりとり どんなとり

言葉が豊かに踊ります。
きこえてくるのは、どんな曲?
それは、読む人それぞれのイメージで。どこかの国のどこかの町で出会ったような味わいがある。
どうぞ開いてみてください。

絵本「はなのはなうた」の一コマ

内田麟太郎さんからのメッセージ

ある晴れた日。絵本館の某なる者が訪ねてきた。
「この絵を見ながらお話を書いてください」。
三作とも、おぼ・まことさんのものだ。
「・・・・はあ」「はあじゃなくて、へえでしょ!」「・・・・へえ」。
で、話を書いた。忙しすぎて娘の名前を忘れた王様の話だ。
すると、某なるものはいきなり怒鳴りちらした。
「こんなのじゃなくて、もっとデタラメな話です!」
そんな。私の中で、おぼさんは不思議の国の人ではあったが、デタラメな人ではなかった。
でも、某はこわい。(アホめ!)
某をののしりつつも、鼻歌まじりに、デタラメの話を書いた。これが大成功だった。
おぼさんはデタラメな人だったのだ。見てちょうだい、このおかしな絵。

※文中の某とは、絵本館代表・有川のこと。ちなみに有川の人生の目標は「温厚・おだやか」です。あともう一歩だと思っていたのに…(笑)。

おぼまことさんからのメッセージ

絵本館からのご依頼があり、急に内田麟太郎さんの詩に絵をつける事になりました。
唯々、驚きと恐怖を感じました。
自分にない感性にどう対処してゆけばよいのか、戸惑いました。
「こうなったら、やるしかない」と決心して、今回決行しました。
内田さんにも気に入っていただけた様で、ひと安心!
「ああ、よかった。またがんばるぞ!」