この絵本の内容紹介あらすじ

ぼくはマハロ
ハワイの言葉で『ありがとう』っていう意味なんだって
ぼくはこの名前がとーっても大好き

小学校で養護教諭として、がん教育やいのちの授業を精力的に行ってきた中、「卵巣がん」を患った作者・かじはらさん。
闘病の中で「今こそ生の言葉で"いのちの授業"を」と、中学時の後輩であり、同じ「卵巣がん」を経験したイラストレーターのやまもとさんと絵本を作り上げました。
自身が感じた葛藤・想いを愛犬・マハロの視点で綴った、いのちの輝きを感じる一冊。

前書きなど

かじはらひでこは2023年9月11日この世を去りました。
享年46でした。
絵本を持って一緒に全国を周る夢は叶いませんでしたが最後まで夢を諦めずに必死にがんと闘いました。
この絵本がひーちゃんの想いを乗せて全国の子供たちの手元に届くことを心から願っています。(帯文より抜粋)

版元から一言

小学校の養護教諭として、がん教育やいのちの授業をしてきた自分に、ある日突然告げられた「卵巣がん」。
「なんで私が?」「怖い…」――でも。だからこそ、伝えられる言葉がある。
そうして生まれたのが、この絵本「ぼくはマハロ」です。
作者のかじはらさんの愛犬「マハロ」から見る、ひーちゃんの笑顔、悲しみ、苦悩、輝きの詰まった一冊。
今や日本人の2人に1人がなる時代と言われている「がん」。
誰もがいつかどこかで出会うもの。
その時、私達はどう「生きる」のでしょうか。

絵本「ぼくはマハロ」の一コマ
絵本「ぼくはマハロ」の一コマ2