この絵本の内容紹介
命の大切さを考える グリーフ(深い悲しみ)の絵本
思い出は まるで あたたかなセーターみたい。ぎゅっと 抱きしめることもできる。
ママが いってしまったって。
どこに いってしまったの?
だいすきなママを病気で亡くし、さまざまな感情や喪失感を抱えている小さな女の子とパパ。
女の子は、ママのセーターをかいだり、触ったり、着たりすることで、なぐさめを感じています。
けれど…。
死別にともなう「グリーフ(深い悲しみ)」と生きることについて、子どもの目線で描かれた絵本。
世界14か国で刊行。
推薦のことば
子どもの保護者が亡くなるということは、子どもの心と体に深く影響を与えます。保護者を失った子どもへの身体・心理・社会的な支援、すなわち死別にともなうグリーフケアは切実に求められています。(中略)わかりやすい日本語とやさしい絵からなる本書はグリーフケアを必要とする子どもにふさわしく、子どもに接する関係者にご一読いただきたく思います。 —— 国立成育医療研究センター理事長 五十嵐 隆
- 大切な人との死別によって、グリーフを抱えている子どもたちが実際に体験することや感じることがリアルに描かれている。(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
- 思春期の子どもたちにも読んでほしい。ケアが必要な人たちの心によりそう絵本。(公認心理師)
- 子どもの気持ちが淡々とそしてリアルに描かれているところがよい。(病棟保育士)
- 生と死について自分自身も考えさせられた。子どもたちにそっと手渡してあげたい。(絵本専門士)


