この絵本の内容紹介あらすじ

好奇心とあきらめない心
女性科学者の感動の実話

ハンガリーで生まれ育ったカタリンは、小さな細胞が集まって生き物の体ができていることを知ってびっくり。
「科学者になりたい」と決心します。
お母さんは言いました。
「あなたがノーベル賞をもらうのを楽しみにしているわ」。

mRNAに注目してから40年間、カタリンはさまざまな困難にも負けずに研究を続け、ついにmRNAのワクチン利用に道をひらく方法を発見します。
この大発見のおかげで、新型コロナウイルス感染症が世界で大流行したとき、すみやかにワクチンが作られ、多くの人びとを救ったのです。

カタリンのmRNA研究への挑戦は今も続いています。

●総ルビ(※巻末の一部は除く)

絵本「カタリン・カリコの物語」の一コマ
絵本「カタリン・カリコの物語」の一コマ2