この絵本の内容紹介あらすじ

「よく見て、考えて、本物どおりにスケッチしたい」
世界中で愛される絵本作家は、生き物と自然が大好きなサイエンス・ガールでした。

スコットランド高地の自然のなかを歩き回り、気にいったものすべてを集めてスケッチに熱中した少女時代。
たくさんのペットを飼い、動物の骨格まで観察して正確に描こうとしました。

大人になると、キノコに魅せられ、スケッチはもちろん、研究を重ねて論文を書き、有名な学者たちに提出します。
1800年代の多くの女性と同様に、ひとりの研究者としてみとめられようと懸命だったのです。

のちに世界中で愛される絵本作家となったビアトリクス。
自然と芸術の両方に情熱をそそぎ、自分の道を見出すまでを描きます。
知られざる一面に新たな光をあてた伝記絵本。

*すべての漢字にふりがな

絵本「ビアトリクス・ポターの物語 キノコの研究からピーターラビットの世界へ」の一コマ
絵本「ビアトリクス・ポターの物語 キノコの研究からピーターラビットの世界へ」の一コマ2