この絵本の内容紹介
「わたしの人生は、ひとつのすばらしいメルヘンでした」
不朽の名作『みにくいアヒルの子』『雪の女王』…
童話の王様が少女エルサに語った物語とは?
「なにかお話を聞かせて!」
馬車に乗り合わせた少女にせがまれ、ひとりの乗客が語り始めたのは…。
まずしい靴屋の息子のハンスが、たった一人でコペンハーゲンに旅立つところからその物語は始まります。
歌ったり、おしばいをしたいという少年の夢は途中で挫折しましたが、苦労のすえ、お話を書くことで、ついに自分の王国を手に入れます。
この少年こそ、人々の心に残る童話をたくさん書いたハンス・クリスチャン・アンデルセンだったのです。
『空とぶトランク』や『親指姫』『みにくいアヒルの子』『はだかの王様』『雪の女王』など、アンデルセン童話の名場面をたくみに織り込んだ「童話の王様」アンデルセンの伝記絵本。
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