この絵本の内容紹介あらすじ

戦争が終わってから、ある一人のおじいさんが回転木馬を作り始めました。
おじいさんは、完成した回転木馬を昼間だけでなく夜も回します。
戦争中に空襲で死んだ子どもたちが回転木馬に乗りにやってくるからです。
大人たちは、夜も回転木馬を動かすおじいさんの行為を気味悪がりましたが、おじいさんの死をきっかけに、その理由を知ることとなり態度が変わります。
おじいさんが亡くなったあと、回転木馬を維持するのは難しいことでした。
ところが、子どもだけでなく大人も残したいと思う人が日増しに増えて、子どもも大人も一緒になり、回転木馬を残すための募金が始まります。
回転木馬は、平和のシンボルとして守られることになったのです。