この絵本の内容紹介
いすみ鉄道の運転手たちが奮闘した「菜の花列車」誕生のストーリーを、四季折々の風景を列車が走るイラストとともにたどる絵本。
千葉県を走るローカル線・いすみ鉄道は、春にはあたり一面の菜の花の中を走る「菜の花列車」としても有名です。
この菜の花は元々自生していたものではなく、運転士達の長年の努力によるものでした。当初は誰からも相手にされなかった「菜の花」 活動。やがて、地域の人、周囲の人を巻き込んで大きくなり、今では全国から鉄道ファン・情景ファンが集まるまでになりました。
本書は当時の運転士への取材を重ねて史実を記した絵本です。