この絵本の内容紹介
雪の野原でクマくんが遊んでいると、風に揺られて赤い封筒がふわりと飛んできました。クマくんがその手紙を手に取ってみると、サンタさんへ向けた子どもからの手紙だったのです。
この手紙がサンタさんに届かずにプレゼントをもらえなかったら悲しむだろうな、と考えたクマくんはうさちゃんを誘ってサンタさんへ手紙を届けに出かけることにします。
遠い雪の国へ冒険するので、リュックにはマフラーや手袋、毛糸の帽子やおやつも詰めて出発です。
「ゆきのくに」と書かれた看板に沿ってクマくんとうさちゃんは歩き始めます。それから、小さなボートに乗って海に出るとペンギンさん達に行き先を尋ねながら進みます。
山の険しい登り坂に差し掛かるころには、あたりは暗くなり始めて雪も降り積もっています。クマくんとうさちゃんは迷子になってしまい意気消沈してしまいます。っとそのとき、トナカイがやってきて、ふたりを背中に乗せると空へ飛び立ってサンタさんのもとへと向かいます。
クマくんとうさちゃんは、無事にサンタさんへ手紙を届けることができるのでしょうか。そして、その手紙の差出人へプレゼントは届くのでしょうか。
心優しいクマくんとうさちゃんが手紙を届けにサンタさんのもとへと大冒険するお話です。寒い冬にきっと心が温まることでしょう。
シールとレターセットが付録されているのでサンタさんへ手紙を出す子ども達にぴったりの絵本です。