この絵本の内容紹介あらすじ

朝起きたら髪の毛は変な形で、パンを焼いたら真っ黒焦げで、お気に入りの上着のボタンは取れかかってる。今日は大切な日だっていうのに!――でも、お父さんがぼくの髪の毛にドライヤーをあてて、コーンフレークをもってきて、上着のボタンも付け直してくれたよ。それから、お父さんとぼくはお出かけ。途中でチューリップとプリンを買って、向かったのは病院。今日は、お母さんと生まれたばかりの弟に会えるんだ!

「大切な日」とはどんな日なのか、読者が想像しながら読み進められるお話です。「ぼく」にとって、それは新しい家族ができたうれしい日であると同時に、お父さんとの絆をより一層深めた日でもあるのです。

絵本「ぼくのたいせつなひ」の一コマ