この絵本の内容紹介
雨上がりの公園で、かんちゃんは大きな水たまりを見つけました。青い空と白い雲が映っています。
そこで、何かが動きました。
くりっとした目がかんちゃんを見ています。
「だれ?」「おれ、ぼっこ。みずたまりぼっこ」
水の中からにょきっと出た手をひっぱると、水しぶきといっしょに男の子が飛び出してきました。
ふたりは、ならんで あるきました。
かんちゃんは、ぐんぐん。
こうして元気に公園を遊びまわった二人でしたが、水たまりが小さくなると、みずたまりぼっこはあわてて走り出しました。
そして、「またな」と言って水たまりにもぐると、すっと消えてしまいます。