この絵本の内容紹介
海辺の町と山奥の村を電車で結ぶ「うみやまてつどう」。いつからか「うみやまてつどう」の電車が海岸線を走ると、3頭のいるかが姿を現すようになりました。電車を追いかけるように泳ぐいるかは、乗客たちの人気者でした。そのいるかが姿を見せなくなったある日、夏なのにコートを着て帽子をまぶかにかぶった2人の客が。不思議に思った車掌さんが2人の顔をのぞいてびっくり! それはいるかで、コートの中に病気の子どもを抱いていたのです。車掌さんは、乗客たちと共に必死でいるかの子どもを介抱しますが…。乗り物しかけ絵本で読者を不思議の世界へいざなう「うみやまてつどう」シリーズ第3作。