この絵本の内容紹介
ちっちゃなトラックのレッドくんは、ピンクちゃんといっしょに荷物を運ぶことになりました。ピンクちゃんは、弱虫で泣き虫。高速道路では、ぶるぶる震えてしまうし、細い山道では「私、もう無理、動けない」そんなピンクちゃんをレッドくんは「前に進もう。あきらめたらだめだよ」と励まします。いろいろな乗り物たちにも助けられ、励まされて、ようやく目的地――と思ったら、目の前に風に揺れるつり橋が…。「うわあ! だめだ、渡れない」レッドくんが泣きながら言うと、ピンクちゃんは…!!
めそめそしていたけど、芯のしっかりしたピンクちゃん。一生懸命がんばったけど、泣いてしまったレッドくん。どちらも、どこにでもいる子どもたち。だから、応援したくなる。子どもたちの共感を呼ぶお話です。