この絵本の内容紹介
ニューヨークのコーヒーショップをテーマにした絵本
「絵本の題材にコーヒーなんて、小さな子供によくないんじゃないのか。」
アーティスト達の集まるブルックリンで開かれたパーティで出版物の説明をした時に、ある作家さんから指摘された。
わたしは小さな頃に、素敵なワインや手作りのお酒が出てくる物語を心から楽しみ、早く大人になって社交の時間を楽しみたいと生き急いだのを覚えている。
コーヒーは美しい飲み物です。
でも、どんな飲み物も食べ物も、摂取のしすぎは身を滅ぼす。
コーヒーショップは人と人との優しさを繋げるワールドワイドな社交の空間だとわたしは信じている。
大人になると、友人と呼べる知り合いを見つけることは幼い頃以上に難しいと今は感じる。
そして学校を卒業して、いつしか旧友と呼んでいたクラスメイトはインターネットの中でしか再会しなくなってしまう。
同じお店でばったり会って、コーヒーを片手に会話を楽しみにしている、恥ずかしがりで可愛い大人たちの物語を幅広い年齢層の読者さんたちに楽しんでいただきたいです。