この絵本の内容紹介
小さな庭での奇跡!
うしなわれたふるさとの自然
― 人と生き物がなかよくくらせる場所を ―
そんな思いで庭づくりにはげむゲンさん
彼が気づかされた
“自然(いのち)との共存のカタチ"とは……
「この町のこどもたちにも、スズメや野鳥のすがたを、ちかくで見せてあげたいなぁ」
ゲンさんのふるさとは、南の小さな島です。
おとなになってから、やりたい仕事をするために、この町へひっこしてきました。
ゲンさんには、今はもう、家族はありませんでした。
ですから、庭しょく人の仕事をして出会った鳥や植物、小さな生き物たちは、ゲンさんにとって、みんなみんな大切な家族でした。
(本文より)