この絵本の内容紹介
そんなに走るとあぶないよ! 薬をつけるその前に……、ようこそ幻想サーカス団へ!
「いたい? いたかったら くすりをつけなくちゃ。でも そのまえに」
そう始まる、一篇の子どものための詩。
「ちょっぴり いたかったら かえるのしたで ひやしてもらって」
「すこうし いたかったら こねこのしたで なめてもらって」
うんと いたかったら……? とっても いたかったら……? それでも いたかったら……?
カエル、子ネコ、ウシ、ゾウ、クマ……、助けてくれる動物の迫力はパワーアップするけれど、すりむいたひざの痛みと、泣きたい気持ちはおさまりません。
でも、安心してください。さいごに、きわめつけの特効薬がありました。
それは、大好きなママの「いたいのいたいの とんでいけー」!
やさしいことばで綴られた詩の世界が、大人気絵本作家のさこももみさんによって、楽しくも美しい、幻想的なサーカスになりました。


