この絵本の内容紹介あらすじ

遠くの山に雪が降り、森にも冷たい風が吹き始めた頃、熊の「のんきー」はガサゴソと落ち葉に潜り始めます。

落ち葉の中はとても暖かく、心地よく寝転がっていましたが、そろそろ冬ごもりの準備を始めることにします。

落ち葉から這い出るとまずは冬ごもりの場所探し。暖かくて安心で気持ちの良い穴を探すことにしました。

そして、ぴったりの穴を見つけると、その中に落ち葉を敷き詰めます。次は、冬ごもりのための腹ごしらえです。

ドングリや山葡萄、キノコ、笹、マツヤニを見つけるとお腹いっぱい平らげます。

お腹いっぱいになって大満足!と思ったのですが……なにやら胸のあたりがすうすうして満たされない様子です。

どうやら、お友達と目一杯遊びたい気持ちが溢れ出てきたようです。そこで、お友達のために「森の贈り物」を探すことにしました。

「森の贈り物」とは一体なんなのでしょうか。そして、森のお友達とどんな楽しい遊びをするのでしょうか。

この絵本は、秋ならではのとっても楽しい落ち葉遊びが描かれています。冬眠前の森の動物達の楽しく賑やかな様子が伝わってきます。リズム感いっぱいの文章が読み聞かせにぴったりです。