この絵本の内容紹介
おとなはだれもが、こどものいのちの見はりやく。弁護士・日隅一雄さんが、病の痛みで眠れない夜にのこした一篇の童話。そこには、命をかけて子どもたちを守ろうとした自身の姿と、人と社会への愛がたくさんつまっていた。
「いいね、こどもたちはまだ小さいから、ジュリせんせいにおきたことは かくしておくんだ」「そうだ。そとはあぶないことがいっぱいだ。ぐるっと、さくでかこって、こどもたちをまもろう」 しかし、こどもたちは柵から抜けだし、おとなたちは考えを改めます。「そうだ。ジュリせんせいのねがいをひきつごう。こどもたち、ひろい森に とびだしておゆき。ジュリせんせいのように、いつでも、どこでも、あぶないときは、しらせるから」(本文より) おとなは だれもが こどものいのちの 見はりやく。 弁護士・日隅一雄さんが、病の痛みで眠れない夜に一篇の童話を書きました。そこには、命をかけて子どもたちを守ろうとした自身の姿と、人と社会への愛がたくさんつまっていました。この絵本をとおして、私たちに託された思いをいっしょに考えて行きましょう。落合恵子(作家、クレヨンハウス主宰)さん、海渡雄一(弁護士)さん推薦!待望の絵本化!