この絵本の内容紹介
ゾウのエレンは、優しくて勇気がある女の子です。エレンは、遊んだり楽しんだりすることが大好き。でも、ちょっと疲れたので魔法の森の向こう側にあるお布団で眠ることにします。
この絵本は、とっても可愛いゾウのエレンが魔法の眠りの森を抜けてお布団に向かうお話です。ベストセラーとなった寝かしつけ絵本『おやすみ、ロジャー』で知られるカール=ヨハン・エリーンの作品、「心理学的効果」が実証済みの読むだけでスヤスヤ眠れる絵本です。
お母さんゾウに「おやすみ」「朝になったら会いましょう」と見送られ、エレンは魔法の眠りの森へと冒険に出かけます。道中、パジャマ姿の転た寝モグラに遭遇します。ぐっすり眠るコツをエレンに教えたモグラは、それから静かに眠りにつきます。
魔法の森では、優しい風が「よーくお眠り」と囁きながら吹いています。その風に心地よさを感じながら森の奥へと歩いて行くと、次は古い階段を見つけます。この階段は「眠い眠い階段」といって、全部で五段の階段を降りるごとにどんどん気持ちが落ち着いていくのです。
次は「眠くなるものを見せてあげるよ」とエレンは、さらさら川へと向かいます。川で森の小人:イビキのソフィーに遭遇し、二つの分かれ道ではオウムの居眠りダニエルに遭遇したり、うさぎのロジャーにも遭遇します。
エレンの魔法の森の冒険はどこまで続くのでしょうか。魔法の森を冒険するエレンのお話が終わらないうちに、子どもたちはスヤスヤ眠りの世界へ落ちていくことでしょう。穏やかで素敵なお話が子どもたちを心地よい眠りの世界に導いてくれるはずです。