この絵本の内容紹介
スタンフォード大学の現役研究者と美術家が作った免疫を学べる絵本!
好奇心旺盛な主人公ルーシーは夢の中でウイルスたちに出会ってびっくり! 駆けつけた免疫細胞たちと協力して体の平和を守ります。
「自分の体ってすごい! 」となんだか誇らしくなるような物語です。
「子どもたちが新型コロナや免疫について知り、考えるために、とてもだいじな教材です。すべての子どもたちにおすすめします! 」忽那賢志氏推薦(国立国際医療研究センター)
著者は、米国スタンフォード大学で免疫学を研究する研究者・新妻耕太氏・ルーシー氏夫妻。「未就学児でも理解できるようにやさしく描きたい。内容はやさしいけれど、言葉の表現や、細胞・ウイルスの形、背景の色などは、医学的な知識元にできるだけ忠実に描くように工夫を重ねました」と振り返ります。
絵は美術家で「美術を通じての共育活動人」のこまちだたまお氏が担当。一人でも多くの子どもたちに免疫の面白さを伝えたいという思いから、英語訳を併記しました。
また、巻末には「免疫の不思議な世界へようこそ! 」と題して、子どもたちに絵本を読み語りする方などに向けて、絵本制作に込めた想いと、学習効果を高める背景知識をやさしく解説しています。この絵本プロジェクトのメンバーで北海道大学分子生体分野教授の高岡晃教氏の寄稿文「子どもたちが免疫の世界に触れること」も掲載しました。
「この絵本を通じてみなさんが、自分の体にいる頼もしい味方の存在に自信と希望を抱いてくださればと、心から祈っています。
そしてこの絵本がきっかけとなって、人体の不思議の解明に挑む科学者が生まれることがあれば、これ以上の幸せはありません。」(ルーシー & 新妻耕太)