この絵本の内容紹介
その穴は欠点?・・・才能? 可能性? チャンス?
水を入れるとポツポツともれてしまう「あなのあいたおけ」。庭師が「あなのあいたおけ」に託したお役目とは? さりげないけれど、じわじわと心に響くメッセージ。
「幸せは、穏やかな心に宿る。」
この一つだけのメッセージを、世界中から招かれて語りつづける「平和の大使」、プレム・ラワットさん(Prem Rawat)は、2015年秋、初の著書『Pot with the Hole 穴のあいた桶』を文屋から出版しました。『絵本 あなのあいたおけ』は、同書の冒頭を飾った寓話(ぐうわ)を絵本にしたものです。
絵は、『Pot with the Hole 穴のあいた桶』のイラストを描いた絵本作家・城井文(しろい・あや)さんが担当。色鉛筆で丹念に描きました。
『Pot with the Hole 穴のあいた桶』は、英語版『Splitting the Arrow』が文屋から出版されました。『絵本 あなのあいたおけ』も、英語版が出版され、世界中で愛されてゆくことでしょう。
【物語】
庭師は、いつものように桶で川の水を汲み、丘の上まで運んでいました。
ところがある日、桶(おけ)の一つに穴があき、そこから水がこぼれはじめました。
穴のあいた桶は自分が「役立たず」だと悲しみます。そんな桶に庭師がかけた言葉とは。
世界250都市で1500万人の心を打った講演家プレム・ラワット氏の初の著書『Pot with the Hole 穴のあいた桶』が絵本になりました。
自分の本当の価値に気づかせてくれる一冊です。