この絵本の内容紹介
信州に小布施というちいさな町があります。その町に、長い間、人々に愛されているパンがあります。名前をチェルシーバンズといいます。
もとはカナダで作られていたパンです。
小布施には、1932(昭和7)年に結核療養所がつくられました。
日本の結核患者を救うためにカナダの人たちが募金をして開いたものです。
チェルシーバンズを小布施へ伝えたのはカナダから結核療養所へやってきた看護師、ミス・パウルでした。
これは小布施でパンを作りつづけるこやたさんとミス・パウルとの交流から生まれたパン、チェルシーバンズのお話です。