この絵本の内容紹介
「ぼくのぼうし どこいったん? さがしに いこ。」
大事な赤い帽子をなくしてしまったクマが帽子を探しに出かけます。
キツネに帽子を知らないか尋ねますが「しらんなあ」。
カエルに尋ねてみても「このへんでは みてへんで」。
次はウサギに尋ねてみますが「し、しらんよ。なんで ぼくに きくん?」。
ウサギは赤いとんがり帽子をかぶっていて焦った様子がちょっと怪しい。でも、クマは「ふーん・・・・・・さよか。」と言って去っていきます。
カメやヘビ、モグラに尋ねてみますが見つかりません。
クマは途方に暮れて塞ぎ込んでしまいます。
「だれも ぼくのぼうし みてないや。
もどってけえへんかったら どないしょう。
みつかれへんかったら どないしょう。」
クマの様子を心配してシカが近寄ってきます。シカに事情を説明していると「あっ、さっき!」っとクマはあることに気づくと走っていきます。
ウサギを問い詰めて帽子を返してもらおうとしますが、無事に返してもらえるのでしょうか?
そんなことよりも問い詰められたウサギがどうなったのかが気になる最後がホラーなお話です。どうなったのかは読んでみてのお楽しみ。