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絵本
国宝信貴山縁起絵巻より
昔々、命蓮さんという偉いお坊さんがいた。お坊さんたちは鉢をもって山をおり、家々をめぐって、お米やお金のお布施をもらって歩く。けれども、命蓮さんは山からおりることはなかった。なぜなら…。
東京生まれ、千葉育ち。外務省勤務、コピーライターを経て1986年、毎日童話新人賞を受賞。2005年、『楽園の鳥』で泉鏡花文学賞を受賞。翌年、古都に憧れ、首都圏より奈良に移住。絵本、詩、小説、自作朗読と幅広く活躍中。主な著書に『星兎』『夢見る水の王国』『ラジオスターレストラン 千億の星の記憶』など。