この絵本の内容紹介
ある小さな池に、3匹のオタマジャクシがいた。タッドとポーとルーはいつも友だちと仲良く遊んでいる。ところが、大雨に流されたり、ミズカマキリ、メダカ、ゲンゴロウ、イモリにおそわれて、たくさんの友だちをなくしていく。悲しむ3匹に、タニシのおじいさんが「もうちょっとだ」と言葉をかける。足が生えてしっぽがなくなってきた3匹は、水草の茎を上へ上へとのぼる。池の外の世界に出た3匹。彼らの目の前に広がっていたのは...。自然界に生きるものの宿命である“食べる・食べられるつながり”と、“明日への希望”をテーマにした作品。