この絵本の内容紹介
国際的に有名なオランダの画家モンドリアンが、「モンドリアンドリ」になって、ケープドリの世界にやってきた!
モンドリアンドリは、あたらしい未来をさがしています。ケープドリは、待っていれば、いつのまにか未来になるとおもっています。でも、モンドリアンドリがさがしているのは、まだ、だれもしらないものでいっぱいのあたらしい未来なのです。
この絵本は、2011年9月にオランダのハーグ市立美術館にできたモンドリアンの常設展示棟の落成を記念して作られました。
未来の理想を追い求めたモンドリアン。その分身のキャラクター「モンドリアンドリ」の後を追い、ケープドリとツングステンも、新しい未来を見にいくことにします。その道程で、具象から抽象へとむかうモンドリアン絵画の歩みも見ることもできます。
水平と垂直の直線で分割され、赤・青・黄の三原色を用いたモンドリアンの世界と、ケープドリのユーモラスな世界がコラボレーションで、今までに見たことのない新しい絵本の誕生です!