この絵本の内容紹介
「ねえ、おとうさん。イルカってさかなじゃないんだね」
イルカはさかなのなかまだとおもっていたゆうじ。
でも、イルカは哺乳類で、人間のなかま。
水族館をまわりながら、そこにいるいきもののことを、ゆうじとおとうさんの楽しい会話で描いた、親子で楽しめる絵本です。見返しには、遊びごころたっぷりの、浦島水族館の周辺マップが載っていて、さらに楽しめます。
「おとうさん。ほにゅうるいって なに?」
「ほにゅうるい? うーんと、たまごで うまれなくて、おかあさんのおっぱいで そだついきものかな。ゆうじは たまごから うまれたんだっけ?」
「ちがうよ!」
でも、たまごとか おっぱいとか いわれても、やっぱり ぜんぜん わからない。
「ダイナンウミヘビ、ヘビそっくりで、なまえに ヘビがつくけど、さかなのなかま」
「おい、ゆうじ。 こっちに タコクラゲってなまえの クラゲが いるぞ!」
「カニは、エビや ヤドカリと おなじなかま。 こうかくるいって いうんだぞ」
「水族館のいきものに興味津々のゆうじ。
そんな、ゆうじの「なんで?」に一生懸命に答える、おとうさん。
他にも、水族館にいるたくさんのいきものが登場しますよ。