この絵本の内容紹介あらすじ

家で犬や猫を飼っていて洋服を着せている家庭には、ちょっぴり罰の悪いタイトルかもしれませんが、とってもユーモラスでくすっと笑ってしまうお話ですのでぜひ親子で楽しんでみてください。

動物のシュールな表情に短い言葉が添えられたシンプルな絵本です。

最初に登場するのは、ヤマアラシ。
「ヤマアラシはとんでもないことになるし」
ヤマアラシの針毛が洋服を突き破ってたしかにとんでもないことになっています。

次に登場するのは、フタコブラクダ。
「ラクダは乗せる場所を間違えるし」
帽子が二つそれぞれのコブに乗っています。たしかに頭ではなくコブに帽子を被ってしまい間違えていますよね。

他にもたくさんの動物が登場します。例えば、中盤で登場するのはキリン。
「キリンは間が抜けているし」
長い首にネクタイや蝶ネクタイがいくつも結ばれています。

絵本「どうぶつにふくをきせてはいけません」の一コマ

他には、ヘビやネズミ、ヒツジにブタにニワトリ、カンガルーやヤギ、セイウチ、トナカイ、フクロネズミ、最後はゾウが登場し、全部で14種類の動物が出てきます。

とってもテンポのいいリズミカルな絵本ですので最初っから最後まで飽きることなく読んでしまうことでしょう。お子さんには何度も読み聞かせてほしいとせがまれるかもしれません。