この絵本の内容紹介
母の魂を取りもどすために娘が旅に出た…。
少女の勇気と平和な森の再生を描いた絵本。
美しい村カンパネラでは、中心にある鐘の音が生活のリズムを刻んでいる。村はずれの古い家にはローザという娘が母と暮していたが、ある日、忍び込んだカエルに母の魂を奪われてしまう。すると流れ星とともに、キレネットの森の精が現れ、鐘作りの名人だった魔女サーラの悲しい過去を娘に告げた。母の魂が魔女のもとにあることを知ったローザは、それを取りもどす旅に出る……。少女の勇気が森に再び平和をもたらすまでを描いた絵本。