この絵本の内容紹介あらすじ

走る列車と人びとの暮らしを俯瞰で楽しむ絵本

列車の進行の背景に、それぞれの人の生活の様子が描かれています。町を横断して走り続ける列車は、時間の象徴でもあり、人々は同じ時間を共有して生きています。現実の世界では一人一人の生活すべてをそれぞれが知ることができないように、この絵本でも描かれている人がどんな人で何をしようとしているのかは何も語られていません。列車という時間軸を中心に、人々の暮らしが交差している様子を、自由に想像して楽しむ絵本です。

絵本「れっしゃが とおります」の一コマ
絵本「れっしゃが とおります」の一コマ2